マットレスの役割とは?
体圧分散効果
まず、マットレスの一番の目的は体圧を分散し、快適な睡眠をサポートすることです。仰向け寝の状態で腰や肩など1か所に集中している体圧を分散することで、負担を減らす効果があります。
ケルパ―マットレスは体重を広い面積で支え、体圧分圧性に優れています。 睡眠中の体の負担を減らし、気持ちの良い目覚めを実現します。 |
ケルパマットレスの上にふとんを使用することをお勧め致します。 、夏は薄めの敷き布団を使うことで体圧分散がより均等になります。 寝苦しい夜でも快適に熟睡できます。 |
寒い冬の季節は、厚めの布団をお使いください。 体圧分散がより均等になります。 また、ケルパ―マットレス自体が保温性に大変優れていますので、上布団は軽めの1枚で十分!心地よい睡眠を実現。快適な目覚めを約束します。 |
特に重要なのは、体圧分散がしっかりとした固めのケルパーマットレスで眠ること(健康の秘訣)で、S字カーブの保護になり、そして血液の循環が良好になり、全身のケアにつながります。 |
床つき感の軽減
マットレスには、「床つき感」を軽減する効果もあります。敷布団はこの「床つき感」を感じやすいため、敷布団では体が痛くなってしまうという人には、マットレスの使用がオススメです。
「硬め」マットレスのメリット・デメリット
「硬い」がゆえのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
「硬め」マットレスのメリット
1)変形しづらく、寝返りしやすい
「硬め」のマットレスには、変形しづらいというメリットがあります。適度な硬さを保てるので理想的な寝姿勢を維持し、体への負担や偏った体圧を減らすというメリットもあります。
寝返りもしやすいため、血流が悪くなったり、筋肉が緊張したりといった、身体の不調につながる事態になりにくいと言えます。適度な寝返りをサポートするマットレスは、体の負担を減らします。
2)耐久力があり、通気性が良い
「硬め」のマットレスには上述したように変形しづらいというメリットがあります。そのため耐久力に優れており、長期間の使用が可能です。ケルパ―マットレスは、通気性もいいので湿度がたまりにくく、蒸し暑い時期でも快適な睡眠が得られます。カビの繁殖を抑えられる商品が多く、お手入れも簡単です。
「硬すぎる」マットレスのデメリット
硬いマットレスの問題点
昔から「腰痛には硬いマットレスがよい」といわれることがあります。所説ありますが、「柔らかいマットレスのように腰の部分が沈み込まず、猫背のような状態にならないから」というのが理由のようです。
確かに、硬いマットレスは沈み込みが少ないのは間違いありません。しかし、そのぶん反発力が強いため、腰・背中・かかとなど、特定の部位だけで体重を支えることになり、痛みや疲れが出てしまう人もいます。
また、特定の部位だけで体重を支えるということは、それ以外の部位を筋力や骨格で支えているということでもあります。特に、横寝が多い人や体の凹凸が大きい人の場合、単に硬いマットレスでは痛みや疲労を感じやすいといわれています。また、筋肉が衰えていたり、体に柔軟性がなくなってきたりする中高齢世代も、硬すぎるマットレスが体にあわないことが多いのです。
自分にとって硬すぎるマットレスで生じる可能性のあること
自分にとって硬すぎるマットレスに長期間寝ていると、どのような問題が生じやすいのでしょうか。さらに具体的に紹介します。
1)ゆっくりと眠ることができない。
硬すぎるマットレスは、体にフィットするように沈み込みません。体の凸凹にあわないマットレスは、体全体が不自然な体勢になってしまい、全身に無用な力が入ってしまいます。結果として、体に余計な負担がかかってしまいます。「疲れがとれない」「朝起きると体がこわばっている」などの場合は、もしかしたらマットレスの反発力が強すぎて、体をゆっくり休ませられていないのかもしれません。
2)血行障害が起こる。
硬すぎるマットレスでは、体にフィットしないため、特定の部分で体重を支えます。そのため、例えばお尻や肩など、体重がかかりやすいところの圧が強くなります。その結果、その周辺の血の巡りが悪くなりやすく、痛みやだるさなどの形となって現れることがあります。
また、横向きに寝た場合にも肩と骨盤に体重が集中し、同じように不調を感じるようになることがあります。
3)腰痛が出る。
人間は、立っているときに体を支えやすいように背骨がS字カーブにできています。しかし、硬すぎるマットレスで仰向けに寝ていると、不自然な弓なり姿勢になったり腰の後ろあたりの隙間が大きくなったりしてしまいます。そのため、S字カーブを正常に保てません。
どのような症状につながるかは一概にいえませんが、背骨に負担がかかることで腰痛につながることがあります。
4)骨格が歪んでしまう。
硬すぎるマットレスで横向きに寝ている場合も、肩と腰によって不自然な姿勢で支えられるため、骨格のゆがみにつながる可能性があります。それが椎間板への負担になり、痛みなどを感じることがあります。
柔らかいマットレスの問題点
柔らかすぎるマットレスも、体重がかかった部分が深く沈み込んでしまうため、腰や背中などに負担がかかります。また、寝返りを打ちにくいことも問題です。寝返りは同じ姿勢が続くことを防いだり、マットレスとの接触部に滞っていた血流の巡りを回復させたりする効果があります。適度な回数の寝返りを打てないと、疲労感や痛みなどにつながりかねません。